CBDオイルは、人用だけではなくペット用(犬・猫)としても近年注目を浴びています。
犬用のCBDオイルも、いわば犬用のサプリメントで、主成分はヘンプ植物から抽出されたカンナビジオール(CBD)です。用途は「わんちゃんの健康状態」を改善するために使用されます。
以下に、CBDオイルをわんちゃんに与える際の、効果や注意点などを解説します。
犬用CBDオイルの効果について
犬用のCBDオイルの効果には、以下のようなものがあるとされています。
- 痛みや不安の緩和:犬の痛みや不安を緩和する効果があると言われています。 具体的には、炎症を襲うことで痛みを感じたり、ストレスを軽減することで不安を緩和する効果が期待されています。
- 食欲の促進:犬が食欲不振になってしまったときに、CBDオイル犬を使用することで食欲を促進する効果があると言われています。
- 抗がん作用:CBDオイルには、がん細胞の増殖を押しつぶす効果があると言われています。また、がん治療中に吐き気や食欲不振などの症状を緩和することも期待できます。
- 免疫力の向上:CBDオイルは、免疫力を向上させる効果があると言われています。免疫力が向上することで、犬が病気になりにくくなる効果が期待できます。
抗不安、抗てんかん、神経保護、抗けいれん、抗炎症作用、特に老犬など加齢によって動きが悪くなったペットにも効果が期待できます。
犬用CBDオイルの使い方
犬へCBDオイルを適切に投与するために、一般的には、犬の体重に応じて、1日あたり1〜5mgのCBDを投与することが推奨されています。CBDオイルは、ペットフードやおやつに混ぜてあげることができます。
適切な投与量を決めるためには、少量からはじめ、その子にとって最適な量を見極めることもとても大切です。投与によっての変化を見逃さないように注意しておきましょう。
犬用CBDオイルの副作用と安全性
CBDオイルを与えた際の副作用としては、下痢、嘔吐、食欲不振、のどの吐き気、眠気などが報告されています。
これらの副作用は通常は軽度で、数日から1週間以内に自然に改善されますが、症状が重篤な場合はすぐに獣医師に相談してください。
また、THC(テトラヒドロキシカンナビノール)が含まれてるものは日本の法律で禁止されています。THCは、マリファナに含まれる精神作用成分であり、犬にとっては非常に危険な物質です。
THCが含まれているCBDオイル犬を使用すると、犬は幻覚を起こしたり、けいれんや呼吸困難などの症状が起こります。ですので、CBDオイルを与える場合、安全性については適切な投与量を守り、高品質の商品を選ぶことが重要です。
また、飼い主が犬の健康状態を正しく把握し、必要に応じて獣医師と相談することが大切です。
なお、日本国内においては、厚生労働省が規定する医薬品・医薬品部外品以外のものはすべて「健康補助食品」に分類されます。健康補助食品は、効能・効果を保証するものではありませんが、安全性は確認されたものであり、正しく摂取すれば健康に影響を与えることはありません。(当社取扱のCBDオイルは第三者機関の成分分析・厚労省への食品輸入届けも提出を行っております)
上記の背景から、CBDオイルを初めてお試しの際は、信頼できるCBD輸入販売業者から購入することが重要です。
犬用CBDオイルの種類と選び方
犬用CBDオイルには、人間同様、フルスペクトラム、ブロードスペクトラム、CBDアイソレートの3つの種類があります。
フルスペクトラムは、ヘンプの植物から抽出されたすべての成分が含まれていますが、日本では法律で認められておりません。
ブロードスペクトラムは、THCを除き、テルペン類を豊富に含みます。※推奨
CBDアイソレートは、CBDだけが含まれていおり、その他の成分は含まれていません。
CBDオイルを選ぶ際のポイントとしては、まずは自分の犬の体重に合わせた、適切な濃度のものを選ぶことが重要です。また、製造元(輸入・販売元)が信頼できるかどうか、CBDの抽出方法、使用されている成分なども確認することが非常に大切です。
犬用CBDオイルの使用にあたっての注意点
CBDオイル犬を使用する際には、以下のような点に気を付ける必要があります。
- 獣医師と相談すること:CBDオイルを使用する前には、獣医師に相談することが大切です。犬の健康状態や体調に合わせて、適切な量を使用する必要があります。
- 単独過剰摂取に注意すること:過剰摂取は、犬に重篤な副作用を与える可能性があります。使用方法や摂取量を守ることが大切です
- 品質に注意すること:CBDオイルの品質には、人用と同様に大きな違いがあります。安全な製品を選ぶために、信頼できるメーカーのものを選ぶことが重要です。
- 副作用に注意すること:CBDオイルを使用することで、下痢や嘔吐、食欲不振などの副作用が生じる場合があります。使用中に異常を感じた場合は、使用を中止し、獣医へ相談してください。
しかしながら、まだCBDオイルに関しての知見がある獣医が少ないことも事実です。
愛犬へCBDを与える際に少しでも不安が残る場合は、まずCBDに関する情報をしっかり取り入れ、不安を払拭してからお試しいただくことをおすすめします。
また、しっかりと知識があり、法律を遵守し、安心できる輸入販売業者からCBDオイルを購入の上、ご利用いただくことをおすすめします。
【参考文献】