CBDオイルを探していくといろんな種類を見かけます。フルスペクトラム、ブロードスペクトラム、アイソレート・・・。
今回は最も押さえておくべきポイントとなるブロードスペクトラムについて解説していきます。
ブロードスペクトラムとは何か?
ブロードスペクトラムとはCBDオイルの製法のことを指しています(実際はCBDオイルの種類を指す言葉として使われることもあります)
日本国内で規制されている「THC」を取り除き、「THC」以外の様々な成分(テルペンなど)をできるかぎり残したものとなります。

精神作用のある成分「THC」は2023/1現在は日本国内で規制されております。
ブロードスペクトラムのデメリット
THCを取り除きながら、その他の成分を残す製法は容易ではありません。非常に高度な技術を必要とします。
麻そのものには有害物質を吸い上げる特徴があるので、農薬とは無縁の広大な土地が必要となります。そして有害物質が混入しないように安全性を担保するため、多くのコストがかかります。コストをかけるとどうしても商品自体も安価では出せないのが実情です。
製品化にコストがかかる理由から、市場に流通しているCBDオイルは圧倒的にアイソレート(CBDだけを取り出してオリーブオイル等に混ぜたもの)が多いとゆうことです。
ブロードスペクトラムのメリット
CBDオイルは「CBD単体」で摂取するよりも、その他の成分(テルペン等)と同時のに摂取するほうがよりよい相乗効果をもたらしてくれると言われております。
また、テルペン等とのアントラージュ効果を左右するのは、原料となる麻そのもの品質や、土壌のミネラル等が関係してきます。
ですので、どんな土壌で作られているか、テルペンなどの「CBD以外の成分」も含まれているかどうか(THCを除く)がCBDオイルの品質に大きく関係してくるということです。
例えば、CBDアイソレート濃度10%よりブロードスペクトラム濃度2%のほうが優れていたりもします。なぜならアントラージュ効果が期待できるからですね。
CBDオイル選ぶならブロードスペクトラム
日本国内で多くのCBDオイルが出回っていますが、特にブロードスペクトラムと記載がない製品はほぼアイソレート製品と考えていただいて良いです。
上記でもお伝えしました通り、CBDオイルの品質は濃度で判断するのではなく、まずはブロードスペクトラムかどうか、を基準に考えると、あなたが求めるCBDオイルを選びやすいかもしれません。
最高品質のCBDオイルの必須条件は、アントラージュ効果を期待できるブロードスペクトラムであることなのです。